今年もまた、長野県では教育委員会から何度かにわたって
県立高校入試の倍率が発表されています。
『○○高校の倍率は今年はどんな感じ?』
『こっちの方が倍率が低いからやっぱり安心?』
『うお! 1.12倍!( ̄□ ̄;) ・・・って高いの低いの?』
などなどと受験生と保護者のみなさん
そして私たち塾のおっちゃん達も
ついでにじいちゃん、ばあちゃんまで
気もそぞろなわけでございます。Σ\( ̄◇ ̄;)
「気もそぞろ」の意味が分からない中学生は
辞書ひいとくよ~に☆
で、「入試の倍率って、結局どうなのよ!」
今回はこのあたりについて
松ゼミ(松本ゼミナール)& 長ゼミ(長野ゼミナール)の
長年の進路指導の結果に基づいて
ポイント解説してみようと思います!
■ 倍率って何回も発表されるの? ■
長野県の県立高校の入試倍率は
途中経過発表を入れて計4回発表されます ヽ(゚◇゚ )ノ
・入学志願者 第1回予定数調査(例年10月23日ぐらい)
・入学志願者 第2回予定数調査(1月7日ぐらい)
・志願受付締切後の集計結果(2月28日ぐらい)
・志願変更締切後の集計結果(お雛祭りぐらい)
これに加えて
・その年度の募集定員の発表(11月6日ぐらい)
・私立高校の一般入試倍率の発表(2月5日ぐらい)
・入試当日の受検者倍率(3月11日ぐらい)
にも倍率が表示されていたりするのでこんがらがります
また上記のとおり第1回の予定数発表は
募集定員の発表より前にあるので
倍率はその前の年の定員に対して表示されています
これがまた ((>д<))キャー という騒ぎにも
■ 途中経過の倍率って意味があるの? ■
例年の動きを見ていると
正直、第1回予定数調査は時期がとても早いので
(なんせ総合テストも途中で、内申点もまだ)
ぜ~んぜんあてになりません
例えば松本で言うと、夏休み前の段階だと面談する方の
3人に1人は 「市内4校には行きたい(行ってもらいたい)」
みたいな感じだし
二学期中でも 「あきらめないで上を目指すのだ~!」
みたいな雰囲気もあるので
も~フカフカな数字です
グッと現実味が出てくるのが
お正月明けの第2回予定数調査から! (・∀・)
冬休み前に中学で仮五評
(仮につけてもらう内申点・・・みたいなモノ)も
ちゃんとついてるし
学校で三者面談をしたあとなので
みんなかなり現実的な希望を書いてきます。
そしてもちろん志願受付後の倍率はガチです!
・・・というわけで県立については一般的に
お正月過ぎの倍率はけっこうアテにしてOKです
なお私立高校の倍率は
いろいろな理由で、これまたぜんぜんアテになりません
(合格したら県立の方へ~、って人がたくさんいたり)
■ 高校による倍率の推移について ■
では、第2回調査の倍率が高いから入試もヤバい?
第2回調査の倍率が低いから安心?
かというと、そうとは限りません
第1回調査→ 第2回調査→ 志願締切後→ 変更締切後と
倍率が上昇していく学校と
逆に低下していく学校があり
また不規則に動く学校もあります。
いわゆる「人気校」は倍率が低下していく
・・・ということは経験的に事実だと言えます
「行きたかったから頑張ったけど、あきらめる~」
って人がたくさんいるってことですね ヽ(゚◇゚ )ノ
例えば人気校の代表格「松本蟻ヶ崎高校」の例で
昨年の倍率の推移を見てみましょう
そもそも募集定員は280人
ところが夏休みの学校見学では
『1000人以上は来てた~』
という話なのでその時点では4倍ぐらい?
※ちなみに第4学区の県立定員合計でも3520人
みんな大好き蟻ヶ崎高校
第1回調査 594人 2.12倍
↓
第2回調査 457人 1.63倍
↓
志願締切後 348人 1.24倍
↓
変更締切後 337人 1.20倍
こんなふうにいわゆる人気校は
入試本番が近づくと倍率が低下していく感じなのです
だいぶ長くなっちゃったので続きはまた明日~ ヾ(@°▽°@)ノ
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