県外の人と話をしていて
「長野県で学習塾をやってるんです!」 (^◇^)
と言うとけっこうな確率で
「そうなんですか、長野県は教育県だからいいですねえ」
と言われます。
でも長野県でこの仕事&子育てをしているものとしては
どうも実感がありません。
保護者のみなさんにも 「教育県で子育てをしている~!」
なんて実感を持ってる方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか?
長野県がなぜ 「教育県」 と言われるかを調べてみると
ちゃんといくつかの理由があるようです。
ここでは省略しますが、興味のある方はぜひ調べてみてください。
ちょっと乱暴に言っちゃうと
『佐久間象山先生の頃から明治、そして昭和初期まで
確かに信州は教育県と言われるだけの理由があった。
戦後しばらくまでは実績もあったけど、今では昔のお話(涙)』
…という感じ。昔のイメージがまだ残ってるというわけです。
誇れる教育があってこそ、誇れる人物が育つはず、
すばらしい教育環境があってこそ、多くの人が惹きつけられるはず。
信州をこよなく愛し、ここに定住することを選択した私としては
ちょっと悲しいかぎり o(TωT )
確実に言えることは、「今の長野県は、教育のんびり県」 ということです。
私自身、関西・福岡・東京・神奈川と都市部で暮らしていたことがあって
それぞれの地の教育と長野県の教育環境を比べると
実感としても長野県はやっぱりとってものどか~♪
人間らしいゆとりのある生活、それが長野県の魅力でもあるんですが
教育はやっぱり頑張りたいところ。
小学校・中学校・高校と
がっつり12年間勉強してきた都会の子どもと
のんびり12年間過ごしてきた長野県の子どもが
一緒におなじ大学入試を受けて競争していくのだから
ちょっと気の毒でもあります。
今の長野県が教育のんびり県だと言える理由を
文部科学省の 「全国学力・学習状況調査 平成29年度」 から
いくつかの例として紹介しておくと、こんな感じです。 !\( ̄Д ̄;)
◆今の中3生は小学時代は優秀だったのに中学では普通に
今の中3生が小6生だった平成26年度
長野県の小学6年生は国語A・国語B・算数A・算数Bすべてで
県内平均が全国平均より上。
特に難易度の高い算数Bでは2ポイント上!
ところがその優秀だった小6さんが中3になった平成29年度
長野県の中学3年生は国語B・数学Bが
県内平均が全国平均と同じ。
特に基本が重要な数学Aでは1ポイント下!
◆しかもこの傾向はここのところ数年ずっと
優秀な小学生が、普通あるいは並み以下の中学生になっちゃう
この傾向は長野県でここ数年続いてます。
また平均値だけではなく、成績上位層の割合が少なくなっている
というのも長野県の傾向。
長野県の教育の一端を担うもの
と勝手に自負しているわたくし 「でんパパ」 も頑張らないと!!
◆それもそのはず。勉強してません、長野県の子どもたち (´Д`;)
上記の文部科学省の調査では学習習慣についてなども
詳しく調べているのですが、いくつか紹介しておくと
平日の家庭学習時間が2時間を超える中学生
長野県31.5% 全国35.4%
学校の予習をしている中学生(している+どちらかと言えばしている)
長野県21.6% 全国31.7%
学習塾に通っている中学生
長野県51.4% 全国61.5%
一日のゲーム時間が2時間以上の中学生
長野県32.9% 全国25.9%
ついでに、大学に進学する高校生の割合は
長野県48.2% 全国54.7% (ちなみに東京は65.9%です)
大人にとっての信州は魅力がいっぱいあります。 :*:・(´∀`)・:*:
人生で13回引っ越しをして14ヵ所に住んだことがある私も
信州を定住の地に決めて、もう20年。
すっかり 「信州LOVE☆」 なおっさんです。
そして、子どもと子育てをする家族にとっても
さらに魅力のある場所になるといいな~と、心から思います。
そのために、信頼できる仲間たちといっしょに
まずは目の前の子どもたちのお手伝いを真剣に頑張ります!
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